アメリカ女子たちのいくつになっても“プリンセス願望”、あなたは共感できる??

2014.06.13

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日本の女の子は、成長してゆく中でサンリオや少女漫画といったカルチャーの洗礼を受けますが、アメリカはなんといってもディズニーの国。少女たちの憧れはまず“ディズニー・プリンセス”たちから始まります。誕生日パーティーはもちろん、白雪姫やシンデレラのコスチューム、そして“いつか素敵な王子様が迎えに来て、片膝ついて結婚を申し込んでくれるの”と夢みています。とはいえ、多くの女子たちは10代を迎え、現実ってそんなキラキラしたものじゃないってことに気づきます。でも大人になっても“プリンセス願望”が抜けない女子たちもたくさんいるようで……。


“プンセス”イベントが大盛況のディズニーワールド

ディズニーの本家本元「ディズニー・ワールド」では、プリンセスをテーマにした20代・30代女子向けイベントが大人気。女の子の夢であるウェディングはもちろんのこと、“ディズニー・プリンセス・ハーフ・マラソン”というスポーツイベントまで。ひとりではなく、友人たちと一緒に盛り上がれるイベントがあるのも、それだけ熱心なディズニー・プリンセス崇拝者がいるからこそ。
そんな崇拝者のひとりがシーラ・コストフォードさん(34歳)。生物学で博士号を目指すほどの才媛ですが、彼女もイベントによく参加しています。彼女が語る、あるべき“プリンセス像”とは次のようなものです。

「今どきのキャリア・プリンセスはね、無我夢中で髪を振り乱して仕事に邁進したりしないの。親切心、優雅さ、そして魅力をフルに活用しながら、キャリアを伸ばしてゆく。同僚たちはそんな彼女を褒め称えるわ」

ちなみにこんな一言も……

「私は毎日実験でネズミにインシュリンを注射する日々。チュチュやティアラでお姫様気分になって、現実逃避したっていいと思わない?」

単調で平凡な日常生活を送っているからこそ、ドレスで舞踏会に出るような、そんな妄想ワールドを心から楽しみたいと思うのかもしれません。

“女の子はいつだってプリンセスになりたいと願っている”??

ディズニーのプリンセス関連グッズは大きなビジネスに。アメリカやオーストラリアでは、女の子用の玩具・生活用品の多くが、プリンセスキャラクターもので驚くばかりです。ターゲット層は4歳から。ティーンエイジ向けのプリンセスドレスや、アクセサリーも売れ行き絶好調だといいます。小さい頃から憧れ、魅了されてきたプリンセスたち、成長してもその憧れや“プリンセスになりたい”という願望は小さくなるどころか、ますます大きくなるばかりのようです。ある関係者はこんな発言を……。

「女の子である限り、だれだって“プリンセス”になりたいと思っているわ。そのプリンセス願望から卒業することはないでしょう。現実にはただどんどん年をとっていくだけですが……」

キラキラするものや心ときめくものを持っていたいという乙女ゴコロ、でも確実に年齢は毎年上がり、周囲からもそれ相応の“落ち着き”を求められるようになってくるんです。そのバランスをとるのって、実はすごく難しい……。アメリカ女子のディズニー・プリンセス願望、あなたは共感できますか?

2014.06.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。