FB離れは加速する一方? “もういいや”という海外の声が気になる……

2014.02.14

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SNSのなかでも世界的に急成長を遂げユーザーを増やしたFacebook。その影響力には計り知れないものがありますが、反面“FB疲れ”した人が出てきているのも事実。アメリカではすでにユーザー数が伸び悩んでいたり、これまでのような右肩上がり成長は期待できないだろうというキビシイ声が聞かれていますが、その実態はどうなのでしょうか。
「もうFBはいいや」という海外の人たちの声をひろってみました。


10代のユーザー:「親にFBで干渉されたくない」

将来のマーケット動向を占うのに、10代など若い世代の意見は大いに参考になります。親がFBを使いこなして、自分のプライバシーもつつぬけになるのが嫌だ、それならFBはいらないという意見が目立ちます。また仲間はずれや悪口が発覚するなど“いじめ”の源泉になる可能性があるなら、使わないほうがマシと思う人も……。

独身ユーザー:「既婚の友だちの幸せそうな結婚生活や育児の様子が多くてツマラナイ」

20代から30代にかけて既婚者と独身というように生活スタイルが分かれると、FBでも違いが顕著になってきます。独身者から見ると、結婚してすっかりいい奥さんぶりをアピールしたり、子育ての様子を事細かにアップする友だちの更新内容ははっきり言って興味ゼロという人も。新婚生活の様子が羨ましかったり、子どもがいないことにプレッシャーを感じることも多くなると言います。「他人の生活を羨むばかりになるんだったら、FBやってる意味がない」といって離れていく人もじつはかなり多いみたい。

ママユーザー:「子供たちと充実した日々……、ばかりじゃないのに、そんなフリをするのがもうたくさん」

ママ友同士でFBの交流にも思わぬ落とし穴が……。皆さん、育児の充実ぶりをめいっぱいアピールする内容が圧倒的に多いようです。たとえば……

「今日は子どもたちのバレーの発表会、上手になりましたー」
「日曜日は夫が朝ごはんを用意してくれましたー、美味しい!!」
「子連れでハワイきちゃいましたー!」

毎日が毎日そんなバラ色なはずないのですが、超ポジティブな内容ばかり。そうなると自分もいいことばかり書かなきゃという気にもなりますよね……。しかもお友だちのアップには「いいね!」をしなきゃというプレッシャーも。FBにそんな空虚な時間を費やすくらいなら、ちゃんと子供の相手をするほうがはるかに大事、そう思ってFB離れするママもいます。

また転職を多く繰り返している人のなかには、毎回毎回職場の人と“友だち”になっても、すぐにリアルな付き合いが途切れたり、仕事についての本音などを出せなくなったり、という理由でFBから離れていく人も……。自分に合った使い方を見つけないと、思わぬ“重荷”となってしまうかもしれません。

参考記事(海外サイト):Facebook Is About to Lose 80% of Its Users, Study Says

2014.02.14

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。