女度を底上げするなら……一度は魅惑のインドを旅すべし!

2014.02.20

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ひとり旅を楽しめる女性は、自分のならでは世界観をきちんともっているイメージがありますが、旅先にもその人の個性が表れます。普段とは違うエキゾティックな国を旅するのも魅力的、なかでもインドは欧米圏でも人気の高い旅先のひとつです。アジアならではの混沌とした街、ヨガやアユールヴェーダといったスピリチュアルな聖地、あるいはタージマハールに代表される繊細で美しい建築物や色彩豊かなアート、スパイスの多さなど奥深いカレーの世界、などなどあらゆる方面で惹きつけられるポイントが多いのも人気の理由として挙げられます。


インド独特のカルチャーに魅せられる

アジアながら、一応英語が通じやすいのも便利です。独特のアクセントのあるインド英語は最初はなかなか聞き取りにくいかもしれませんが、“こういう英語もあるんだ”と知るだけでも世界が広がります。
インドの独特のカルチャーは、ハリウッド映画で取り上げられることもあり、白人でも大きくヒンドゥーに傾倒する人々も。自分たちとは異質ななにかを感じ取るほど、惹きこまれるというのは私たち日本人も同じかもしれません。

一生に一度は訪れたい、最高級のインドリゾート

インドには実はとてもエキゾティックな高級リゾートがあることでも有名です。なかでも湖の真ん中に位置する、まるで浮かぶ宮殿のような「タージ・レイク・パレス」はおとぎ話に出てきそうな建物。新婚旅行などスペシャルな機会にぜひ滞在してみたい憧れのホテルです。
▽ タージ・レイク・パレス(英語)

映画・小説で旅するインド

インドの多様な姿を知るには、映画もおすすめ。実際に行ってみるまえに、映画でインドを体験してみてはいかがでしょうか。

「スラムドッグミリオネア」

スラムで育った男の子が成長して、クイズ番組に出演し賞金を狙うお話。でもその青年にはそこに至るまで波乱に満ちた人生を送ってきたのでした。インドを知るうえで無視できないスラムの存在、そこでたくましく生きる人々について想いをはせるきっかけになる映画です。

「ライフオブパイ トラと漂流した227日間」

インド人の少年が家族とカナダに渡航するはずが、船が難破し、トラと過酷な漂流生活を送るというストーリー。動物たちの美しい姿がCGで見事体現されていますが、生死を超越するようなインドらしい物語が哲学、宗教そして生きものと死など多くのことを考えさせてくれます。

あるいは小説でインドを感じ取るのも面白いかもしれません。インド人作家が英語で書いた『The Marriage Bureau for Rich People』(お金持ちのための結婚紹介所)という小説がまずおすすめ。カースト制度の残るインドでは結婚も自由恋愛より、お見合いを通じてというのが今でもよくあるようです。この小説は、人の良い初老夫婦が運営する結婚紹介所にいろんな相談が寄せられるというお話で、女子なら読み進めやすいストーリー。残念ながら日本語版が出ていないようなのですが、インド人が書いている英語なので回りくどい難解な表現もなく、平易な文体で書かれています。英語に慣れたいと思っている英語中級者くらいの方にはぜひおすすめです。
表紙カバーのかわいい装丁もすてきで、お部屋に飾りたくなるようなデザインです。
▽ The Marriage Bureau for Rich People

とても一言では語り尽くせないインドのディープな世界、そんな世界に触れるだけで感性もぐっと深まるような気になります。ぜひあなただけのインドの魅力を探ってみましょう!

2014.02.20

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。