海外旅行:“日本人が狙われやすい犯罪手口”まとめ
常夏のビーチや歴史的建造物、日常とはかけ離れた世界を味わえる海外旅行。しかしそんな楽しいバケーションも、犯罪被害にあってしまっては台無しです。日本人が海外で被害に遭う犯罪の中で一番多いのが置き引きとひったくり。バッグや荷物は日本にいる時以上に気にかけることが大切です。
今回はそれ以外で日本人が狙われやすい犯罪手口をご紹介します。
値札サギ
手口:実際の商品よりも高い値段で買わされる。個人が販売している小売店だけでなく、Duty Free shopや大手の服屋さんでも被害が。違法に高い値段をふっかけてくるタクシーも。
対策:購入前に値札を良く見て。支払いの際に不審な点がある場合は必ずレシートをもらって確認しましょう。タクシーに乗る際には、タクシー乗り場から乗り、メーターが初乗り料金になっているか確認するのをお忘れなく。
コイン落としスリ
手口:小銭を落としてその音で気を引く。拾ってあげている間に仲間が財布をする。
対策:意地悪なようですが、小銭を落とした人が居ても気付かないふりをするほうが安全。しっかりと口のしまるジッパー付きのバッグを持つことも大切です。
幸せの葉/ミサンガサギ
手口:おばあちゃんのような人が笑顔で「幸せになるお守り」等と言ってローズマリーの葉や、ミサンガを無理矢理持たせたり、つけてくる。一度手にとってしまったら最後、その代金を請求される。
対策:ただより高いものはない!日本のティッシュ配りのような習慣は海外にはないので、ただでものをもらえることはないと思ってください!
アイスクリーム/ケッチャップスリ
手口:通りがかりの人が「背中に何かついていますよ」と教えてくれる。背中にはアイスクリームやケッチャップのようなものが塗り付けられており、それを拭き取っているうちに財布をすられる。
対策:2人で出かけた際にも被害に遭いやすい手口。旦那さんがアイスクリームを塗られ奥さんと一緒に拭っているうちに2人とも財布をすられることも。ホテルの部屋まで我慢するか、カフェ等に入ってバッグをしっかり確保してきれいにしましょう。
レイプドラッグ
手口:バーなどでお酒をおごってもらい、それを飲むと記憶がなくなる。睡眠薬のような薬が入っているので、寝ている間に金品を盗まれたり、強姦されたりする。
対策:見知らぬ人から進められたものは“絶対に口にしない”のが鉄則。物質的だけでなく、精神的な被害が大きいレイプドラッグ犯罪。若者が集まるクラブやレイブでは特に気をつけて。
旅行先では開放的になっておもいっきり弾けたい!気持ちもわかりますが、楽しい旅行が悲しい結末にならないように、気を引き締めて楽しんで来て下さい!