大好きな愛犬と!夏のお出かけチェックポイント
太陽が輝くバケーションシーズン。愛するワンコと出かけるのも楽しみの一つですね。しかし特に気温が高くなるこの時期、熱中症にかかるワンコも急増!そこで今回は大好きな愛犬を守る為に知っておいてほしい、お出かけ時のチェックポイントをご紹介します。
車内のチェックポイント
事前にワンコを乗せる位置が涼しいか確認しましょう。助手席に座っている人間には快適でも、ラゲッジスペースまで冷風が届かなかったり、クレートが直射日光にさらされていたりしませんか?
また冷やし過ぎにも注意です。熱中症が心配だから…とクーラーをがんがんかけて車内を冷やしすぎると、休憩等で外に出した時の温度差が負担に。急激な温度変化もワンコにとってはストレスとなるので体調を崩しやすくなります。
車でお出かけの際には、短時間であってもワンコを絶対に車内に置き去りにしないでください。3月に行われた実験でも車内温度は15分で10℃、30分で20℃上昇しています。不安による呼吸数の増加や、よだれも熱中症を起こしやすくさせる原因となります。
お出かけ先のチェックポイント
人間よりもずっと低い位置を歩いているワンコは、照り返しの影響を直接受けてしまいます。気温の高い時間帯はアスファルトの上を歩かせるのを極力避けましょう。水で濡らしたタオルやバンダナを首に巻くのもおすすめです。
熱中症に加えてもう一つ気をつけたいのが“火傷”。日中アスファルトがどの位熱いか、実際に手で触ってみて下さい。太陽に熱せられたアスファルトは60~70℃にも達します。マンホールの上や砂浜などは特に熱くなっているので、肉球の火傷にも注意が必要です。
水分補給のチェックポイント
脱水症状を起こさせない為にも水分補給はとっても大切。こまめに休憩をとり水分を補給させましょう。一度に大量の水を飲ませたり、水道やペットボトルから直接水を飲ませることは“胃捻転”という症状を引き起こす原因になると言われています。お水は容器に入れ、こまめに飲ませることを心がけて。
ワンコの体チェックポイント
以下に当てはまる場合、熱中症の初期症状である可能性があります。
呼吸:ゼーゼー音がするほど早く浅い
目の粘膜、舌:赤黒く変色している
皮膚:しばらくつまんでみて離した時になかなか元に戻らない
体温:40℃以上ある
ワンコの体調の異変に気付けるよう、日頃から呼吸数や口や目の粘膜の色等、ワンコの体調をよく観察し、体温を測る練習をしておきましょう。
大切な家族の健康を守ってあげられるのは飼い主であるあなたです。