美味しく食べて、女子力アップ!?「シュタインメッツ粉」のパンとは
表参道にはたくさんのベーカリーショップやカフェがありますが、私が一番好きなのが、青山アンデルセン。
ちょっとリッチな朝食から、お茶を飲みながらの打ち合わせ、アットホームなディナーと、朝から夜まで様々な形で楽しめるのが魅力です。仕事帰りにパンを買うために立ち寄ることも多く、ほぼ毎週通っています。
気になる、シュタインメッツ粉って?
アンデルセンにはたくさんのパンがありますが、最近気になっているのが「シュタインメッツ粉」のシリーズ。
シュタインメッツ粉とは、ドイツのシュタインメッツ社が特殊な製法でつくった小麦粉のこと。小麦の外側の皮だけを取り除く技術で、苦みを減らしつつビタミンや食物繊維などの栄養はしっかり残した粉を実現しました。最近の研究で、シュタインメッツ粉のパンには、精製した小麦粉を使用したものよりも、酸化ストレスを抑制する効果が期待できることがわかったそうです(※)。
※2013年3月、広島工業大学と株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所が学会で発表。
様々な味わいが楽しめるシリーズ展開。
シュタインメッツ粉の特徴のひとつが、バリエーションのあるパンをつくれること。小麦を丸ごとひいた全粒粉よりも苦み成分が少ないので高い割合で配合できるそうです。
アンデルセンでは、シンプルなトースト用のパンからレーズンやナッツ入りなど約10種類がそろっています。中でも、私のお気に入りは「グッドウィークエンドブレッド」。イタリアの天日塩の味わいと中に巻き込んだバターのコクが絶妙のバランスです。限定販売(金土日、祝前日、祝日)なので、見つけると思わず手にとってしまいます。名前も可愛く、週末のホームパーティーのお土産にリクエストされることも多い一品です。
スープやサラダとあわせて、さらに美味しく。
美味しいだけではなく、栄養もギュッとつまったシュタインメッツ粉を使ったパン。具だくさんのスープやサラダとあわせれば、女子力アップも期待できるかもしれません。
軽く焼いたシュタインメッツトーストにはチキンサラダ、デンマークの伝統的パンのトレコンブロートにはコンソメ風味の野菜スープなど、それぞれのパンとの相性を考えながら、食事を組み立てるのも楽しいものです。平日遅めの夕食や、休日のブランチにぴったりのメニューです。
忙しい毎日だからこそ、ちょっとした工夫で上手に栄養バランスを整えたいですね。シュタインメッツ粉のパンが食べられるのは、日本ではアンデルセングループだけだそうです。気になる方はぜひ試してみてください。