スマホもワタシ流に！「テック女子」ってご存知ですか？

「テック女子」という言葉、目に耳にしたことがあるでしょうか？コンピューターを自在に操り、わたし流のアプリを開発したり等、IT系に強い女子のことを巷では「テック女子」と呼ぶそうです。
スマートフォンの普及でスマホ所有者の女性比率は2012年2月に39％で2011年1月から10ポイント増加。中でも20代女性は10％から17％に増えました。こうした女性スマホユーザーの急増により、アプリ開発に女性の視点が不可欠になり始めており、テック女子が登場することになったようです。

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専業開発者に加え、学生ら若年層も開発に参戦、アプリ市場における“女子力”は無視できない勢力になりつつあります。女性によるアプリ開発現場をのぞいてみました。

テック女子5人によるユニット「Quintech（クインテック）」

「一人じゃできないことも、誰かとなら一緒にできる」を掲げ、企画から経営、開発と様々な職種で働く5人の女性が結成したユニット「Quintech」。先日「ゆるふわだけど素顔はガチなファイター系テック女子コミュニティ」なるキックオフイベントを開催した。
フェイスブックだけの告知にも関わらず70人以上の女性が集合。IT業界に務める彼女たちはソーシャルメディア等を活用して常につながり、時には一緒にお泊り会を開催するなどして親睦を深め、遂には写真アプリ「Roll」を開発中。「ゆるふわファイターテック女子コミュニティ」は普段はゆるふわなのだが自分のやりたいことに対してはガチでブッ込んでいきますという女子が特にIT業界では多いという。そんな女子達が集まることで、それぞれがやりたいことを実現できる場所を作る目的で設立された。今後さらなる活動が注目されている。

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流行は女性から！女性目線のアプリ開発の重要性

男性主体のアプリ業界で「こんなアプリが欲しい」という女性の要望が開発動機になるケースは多いという。大ヒットアプリにはデザインや企画等、どこかで女性の力が入っていることが必要条件になりつつある。また、使い勝手の良さなど女性に評価が高いものが普及する傾向にある。そんな女性にウケるアプリの条件は、単機能に特化するなどシンプルに作ること、女性は強引な売り込みを嫌うためクチコミで情報が流れる仕掛けづくりをすること等があげられるという。
女性ならではの目線で自分たちが欲しいもの、楽しいものを作り出すテック女子。これから益々その人口は増えそうです。

ライター：森田文菜
東京都在住、スタイリスト。主にタレントさんのメディア出演時のスタイリングを手掛ける。また1児の母として絶賛子育て中!!!