間違った知識は失敗のもと! ぜひ知っておきたいダイエットの基本

2016.07.31

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「ダイエット」といえば、「運動や食事の管理」ですよね。それを心得てうまくやっているつもりでもなかなか痩せられないのは、もしかしたら間違えた知識を身につけてダイエットにとり組んでいるからかもしれません。
なんで痩せないんだろう……という悩みをかかえている人は、まずは基本的な知識を身につけておきましょう。


“運動”はカロリー消費につながらない?

運動をすれば、もちろんそれだけエネルギーを使うので、カロリー消費につながります。しかし実際消費できるカロリーは、意外に少ないのです。食事からとったエネルギーを100%とすると、運動ではそのおよそ10%~30%しか消費されません。しかも体を動かすことで余計にお腹がすき、食べすぎることも。
たいしてカロリーが消費できていないのに今まで以上に食べる量が増えれば、太るのは確実です。

痩せやすい体は、“筋トレ”で作れる!

ダイエットをするうえで、筋トレはとても有効的な運動です。それは、筋肉量が増えることで代謝があがり、痩せやすい体になるから。
本来、日常生活を送っていれば誰でも腕や脚、お腹には筋肉があります。その筋肉量を増やすと、各部位についている皮下脂肪が燃焼されやすくなるので、日頃から筋トレをしていると痩せやすい体に。一時的にランニングをしてカロリーを燃焼するよりも、常に脂肪が燃えやすい体になる継続的な筋トレは、ダイエットに最適な運動といえるのです。

一時的な運動より、日々のバランス栄養食!

運動は健康にはとてもよいことですが、一時的にカロリーを消費する目的で行うと、とても非効率になってしまいます。運動しているから、ちょっとだけなら大丈夫! と甘い物を毎日食べる――といった油断が体重増加につながってしまうことも。そこでやはり意識したいのが「食事の内容」です。
なにを食べるかによって痩せるスピードも違ってくるので、食事の量だけでなく、「栄養があるものをバランスよく食べられているかどうか」がダイエットのカギになります。「骨や筋肉の栄養になるもの」「体を動かすエネルギーになるもの」「お肌の潤いを保つもの」など摂取する目的を考えながら、体によく、必要なものをバランスよく食事で補いましょう。

「食べてないのに太る」って本当?

まれに、まったく食べていないしカロリー摂取量も少ないのに太りやすい人がいます。その理由は、その人の活動量や筋肉量によってカロリーの消費能力が異なるからです。また、どのような栄養素がどれだけ摂取し、体内に吸収されているか、吸収されたものからどういった影響を体が受けるかも人によって違いますよね。
たとえばタンパク質の摂取量が少なければ筋肉は作られませんし、炭水化物が少なければ筋肉がエネルギーとして使われてしまうため、代謝の低下につながります。すると食べていないのになぜか太りやすい、という現象が起こってきます。それをふまえると、「食べなきゃいいや」ではダメ、ということがよくわかりますよね。
また「食べていないのになぜか太る」というのは、甲状腺機能の低下やミネラルの吸収がうまくできないといった、身体機能の変調のサインである場合も。気になる人は病院で検査をしてみるのも大事です。

2016.07.31

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。