夏までに憧れの美くびれ&ぺたんこお腹を! 秘密は「胸」式呼吸にあり
梅雨があけたら夏本番。薄着はもちろんのこと、水着を着ることもありますね。そんなときに気になるのはウエストまわり。きれいにくびれたウエストは、健康的でメリハリがあって、とってもステキですよね。そんな理想的なウエストを作るのに効果的な「胸式呼吸」って、ご存知ですか?
たかが呼吸とあなどるなかれ! 呼吸が身体におよぼす効果は、じつは幅広いんです。
胸式呼吸とは?
胸式呼吸は、腹式呼吸とも普段行っている自然な呼吸とも異なる呼吸法で、ピラティスなどでよく用いられる呼吸法です。ヨガなどをされたことがある方は、腹式呼吸のほうになじみが深いかもしれません。確かに腹式呼吸は、副交感神経を優位にし、リラックス効果は抜群です。
しかしくびれを作るとなると、交感神経を優位にし、ウエストを締める腹横筋や体幹部のインナーマッスルを使う胸式呼吸が適しています。1~2週間のトレーニングで、劇的にウエストまわりが締まってくるのを実感できますよ!
胸式呼吸を行うことのメリット
・交感神経を優位にし、身体を活発にする
・体幹部のインナーマッスルや腹横筋が鍛えられ、ウエストが締まる
・血行を促進し、基礎代謝が向上する
・自然と姿勢が矯正される
以上、胸式呼吸のメリットを並べてみました。じつに多岐に渡っていますね。ピラティスや体幹トレーニングなどを用いたダイエットが一世をふうびしましたが、その効果に通ずるものがなんと呼吸で得られる! これはもはや、やらない理由がありません……!
胸式呼吸のやりかた
息を吸うとき
あぐらで座った状態から、骨盤を起こしながら、胸部が横に膨らむように息を吸います(厚みを増すのではなく横に幅を広げるように!)。このとき、内臓を持ちあげるような感覚でお腹や下腹部をへこませます。
息を吐くとき
上から肋骨を一本ずつ締めていくように、胸部を今度は小さく細くしていくように息を吐いていきます。このときも、お腹や下腹部はへこませたままです。ウエストの位置には肋骨はありませんが、ここもインナーマッスルを使ってぎゅっと細くするように息を吐きましょう。肩に力が入らないように、意識的に肩の力を抜きながら行ってくださいね。
いかがですか? これ、本気でやるとけっこうキツくて、お腹にきます。余裕でできる! もっと負荷をあげたい! という熱心かつ自分を追い込みたい派の方は、胸式呼吸を維持したままピラティストレーニングをしてみましょう。筋肉痛になることうけあいです……。
胸式呼吸は普段使わないインナーマッスルを鍛えられ、基礎代謝の向上も期待できます。ぜひマスターして、メリハリのあるボディを手に入れましょう!