痩せたいならまずは“むくみとり”から始めよう!

2015.06.23

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ほとんど水分です! と言われているのが人間の体内に含まれる水分量。赤ちゃんではなんと70%が水分です。大人になると60%ほどとだんだんと減少してくるようですが、「ダイエットを頑張っているのになかなか痩せられない!」という人は、そのほとんどがむくみ体質だったりします。ダイエットでなかなか痩せない人はまずは“むくみ取り”から始めたほうがよいかも。


筋肉質の人のほうが水分量が多い!?

実はむくみのほとんどは、ただ代謝が悪いことから起こっています。男性と女性で体内の水分量を比較すると、脂肪が多めな女性は50%~60%。筋肉が多めの男性は、55%~65%と女性よりも多め。つまり筋肉があるほうが水分量が多めになるんですよ。逆に体脂肪が高くなるほどに水分量が減り、もし痩せていても体脂肪が多い人は脱水症状になりやすいので注意が必要かも。そのため、適度な運動で筋肉をつけ、体内に必要な水分を保持させる機能が必要です。

むくんでいる私っていったい!?

では、むくんでいる私って筋肉が多いの? と勘違いしてはいけません。身体がむくみ出す原因は、体内の水分量が増えてしまったからなわけではありません。体の中に溜め込まれる水分の代謝が悪くなって、不必要な場所で水分が停滞していることで起こるのです。そのためむくみがすっきりとれるだけでも、洋服のサイズダウンは夢じゃありません!

むくみなんていらない!

食事制限をしてもなかなか痩せられない……。そんな人はまずは筋肉量をアップさせて代謝をあげたほうがよいかも。間違った食事制限をしているとどんどん筋肉が落ちて、体脂肪が増えやすい体に。筋肉量が減ることで余分な水分が体の不必要な部分に停滞してしまいます。筋肉量を増やしてそこに水分を保持させることで水分代謝がよくなるので、食事制限よりもまず筋力アップのため運動を始めてみましょう。

夏までにむくみをとる!

まだまだ夏まで少しは時間がある! その間に少しでもむくみをとっておきましょう。まずは軽い筋肉をつける運動をとり入れてみては? 気になるのが足のむくみならスクワットがおすすめです。まずは10回から20回。だんだんと増やして50回以上できるようになると足にほどよい筋肉が。足に筋肉がつくことで下から心臓にかけて押し上げる機能が確立するので代謝がよくなります。

むくみの原因をつくらない

次にやっておくべきことは、むくみの原因をつくらないこと。食事制限よりも、むくみやすい食べ物をとりすぎないように心がけてみては? 塩分の多い食事だけでなく、砂糖の多い食べ物もむくみの原因をつくります。特に注意したいのがアイスなど。糖分は体に水分を溜め込む原因になり、さらに冷たい食べ物が代謝を低下させむくみの原因に。もしむくみがひどいと感じた場合は、トマトやキュウリ、ナスなどカリウムの多い野菜を食べると余分な水分を排出してくれます。また海藻類を多めに食べることで、むくみによる便通の回避ができるんですよ。痩せたいと思うなら、まずはむくみ対策から始めてみては?

2015.06.23

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。