“マインドフル・ダイエット”をマスターして、リバウンドなしのスリム体型維持を達成しよう!
夏に向けてそろそろダイエットをしようという人も多いのではないでしょうか。必死にエクササイズに励む、カロリー計算を徹底して食事制限をする……。いろんな方法がありますが、やみくもにただダイエットするのはけっこうストレスもたまるし、リバウンドがこわいものです。それよりもアタマを使ってもっと“食べる“という行為を徹底的に意識する、“マインドフル・ダイエット”を試みてみませんか。
最新の心理学と栄養学のリサーチに裏打ちされたこのダイエット方法は、今までなかなかダイエットで成果が出せなかった人にもおすすめです。
“マインドフル・ダイエット”って、そもそもなに?
“マインドフル”とは、そもそも意識をひとつのことに集中する、という意味です。忙しく、膨大な情報に囲まれた日々を送っている私たちは、つい時間を効率よく使おうとマルチタスキング(一度に複数のことを同時進行で行うこと)にはしってしまいがちですが、これでは一つ一つの行動に意識を集中することが難しくなります。ただ表面的にしかとらえられません。“マインドフル・ダイエット”でもっとも大切とされることは、とにかく
「食べるという行為そのものだけに、意識を集中する」
ことです。本当に空腹なときだけ食べる、ながら食べをしない、食べるときは口に入れるものを五感で味わう、というのがメインのポイントとなります。そうすれば、よく味わう習慣がつくのでドカ食いもなくなり、自然と食べる量自体も減っていき、無理なくダイエットにつながるのです。
実際に“マインドフル・ダイエット”をやってみよう
お菓子やジャンクフードに手が伸びそうになったら、“本当に食べる必要ある?”と3回は自分に問いかける
人は無意識のうちに、とくにお腹が空いていなくても食べ物がすぐ目の前にあるだけで、手が伸びてしまう習性があります。つまり本当は食べる必要もないのに、食べていること。そんな無駄をまずは徹底的になくしてしまいましょう。お菓子やジャンクフードに手が伸びそうになったら、「今、私、そんなにお腹空いている? 本当に食べる必要ある?」と少なくとも3回は自分に問いかけてみて。それでもどうしても、今食べるだけの理由がある、という場合のみ、口にするようにしましょう。
仕事をしながら……テレビやネットを見ながら……“ながら食べ”を絶対しない
マインドフル・ダイエットの対極にあるのが、いわゆる“ながら食べ”。何かをしながら片手間に食べるのでは、意識が食べることに集中できるはずもありません。むしろ他のことに気をとられながら、ついつい食べ過ぎになってしまいがちです。食事のときは食べることだけに専念して。手持ち無沙汰のような気が最初はするかもしれませんが、ゆっくりと味わうためにもこの習慣が大切です。
食べ物を口にするときは少量を、そして1口につき30回噛む
食べものの素材をよく味わい、堪能するためにもお箸で少量をすくって口に運ぶようにしましょう。スプーンやフォークだと、ついつい1回の量が多くなってしまいます。そして一度口に入れたら、30回は噛むよう意識してみてください。これはかなり長く感じられると思いますが、体内で負担をかけずスムーズに消化するためにもよく噛んで咀嚼することが必要です。またよく噛むことで満腹感も覚えやすくなり、余計な食べ過ぎを防ぐ作用もあるので、ダイエット効果につながります。
参考記事(海外サイト):Stay slim FOREVER with the mindfulness diet: It's the proven way to train your brain to resist cravings and unhealthy food, and it's blissfully easy to follow!