ダイエットによる塩分不足に気を付けて! 塩分が体内に与える効果

2014.12.01

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ダイエットや高血圧などの人に敬遠されがちな塩分ですが、実のところ塩分摂取に関してはさまざまな研究が行われ、いまだに本当に必要な塩分摂取量などは分からないのが現実なようです。昔と現在では摂取量の目安が日々変わっていき、昔は10g程度を目安にされていたものが、現在では13gと日本では推奨されています。しかし、実際その効果については体質や遺伝によって変わってくるようです。しかし、健康な人たちが減塩をしすぎると、かえって思わぬ症状や健康に害が出てくる事もあるので、気を付けていく必要があります。

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日本人はミネラル不足

減塩が良いと言われている日本人ですが、実際に食事で取る塩分には精製塩と自然塩があり、どちらもまったく体内に与える影響が違ってくるので、自分がどんな塩分を摂取しているのか気にしてみてください。精製塩はミネラル分が99%失われた塩化ナトリウムで、値段も安いためさまざまな食品に使われている可能性が高い塩です。家庭で使う塩は自分で自然塩などを選べますが、商品として加工された食品の塩分は、塩化ナトリウムが使われている事も多いため、塩分を摂取していてもミネラル不足に陥るケースがあるようです。
天然塩には、マグネシウムやカリウムなどのミネラルが含まれているので、精製塩を摂取するよりも体内に与える影響は良いものです。

むくみの原因が塩?

塩分を取りすぎるとむくみの原因とも言われていますが、そもそも塩分だけのせいでむくみが出ているわけではないようです。むくみが発生してしまう原因に、腎臓の働きが弱っているケースがあります。腎臓が正常に働いていると、余分な塩分は体外に尿や汗によって排出され、必要な分は体内に残るように調整することができます。しかし、腎臓の機能が正常に機能しなくなると、尿としての排泄機能が弱る事で体内の塩分濃度が上がってしまい、水分を体内に蓄えて塩分濃度を調整しようと働きます。そのためにむくみが起こってしまうんですね。もちろん塩分の取りすぎで腎臓に負担をかけてしまう事もあるので、塩分の過剰摂取は腎臓を弱める原因にもなるようです。

ダイエット中の減塩に注意

むくみたくないからと、塩分控えめな食生活は、かえって危険になります。世界でも認められている塩分摂取量などがありますが、体型や体質になどによっても変わってきます。
日本では一日13gとされていますが、ミネラルの少ない塩分を摂取している場合は、さまざまな症状が現れるケースがあります。たとえば、ナトリウム不足によるめまい、ふらつきなど、貧血のような症状や、神経系の機能に弊害が出て体がしびれたりすることがあります。また、ダイエット中に運動などを取り入れて余計に汗などを流していると、体内のナトリウムが減って脱水症状が起きたり、筋肉が攣りやすくなったりします。悪いケースでは精神的にも疲労を感じたり、食欲が減退して体力不足に陥ることも。特に高血圧の疾患がない場合は、減塩をしすぎないように気を付けましょう。

塩分を摂取すると嬉しい効果

天然塩に含まれているミネラル類は、体を温める効果があります。日本でも寒い国では塩分の過剰摂取が問題視されていますが、実際のところ、塩分を摂取することで体を守っているとも言われています。また、塩分は胃液や消化液の生成を助けるので、消化が良くなるようです。程よく塩分を体内に取り入れる事で、水分を体内に保持していき、女性らしさも維持することもできるので、ダイエット中に減塩しすぎて身体機能がおかしくならないようにしてくださいね。

2014.12.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。