カロリーを抑えても痩せない!? ダイエットの誤解7つ~後編
乙女の永遠の願い「もっと痩せて美しくなりたい!」。そんな乙女の願いを叶えるべく世に溢れるダイエット法やサプリメント。しか~し! 中には当たり前のように信じられているけれど、意外と“誤解”も多いよう。そこで今回は“効果がある!”と信じられているダイエットの本当のところをご紹介します。
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カロリーさえ抑えれば痩せられる!
1日の摂取カロリーをせっせと計算して、ダイエットに励む乙女も多いのでは? しかし一日の摂取カロリーを1700カロリーに抑えたからと言って、スニッカーズにダイエットコークを飲んでいては身体にいいはずがありません。リンゴから得られる100カロリーと、ポテトチップスから得られる100カロリーはあなたの身体にまったく違った影響を及ぼします。ダイエットに励むなら食事のほとんどは加工されていない、自然食品(野菜、魚など)から摂取するべき。カロリーばかりを気にして食事の内容を考えなければダイエットにはつながりません。
グルテン•フリー=健康!
人気モデル、ミランダ・カーが行っていることで、日本でも注目を集め始めた“グルテン・フリーダイエット”。しかし、このグルテンフリーな食生活、どうしてもグルテンを避けなければいけないセリアック病や、グルテン不耐性の患者さんでさえ体重が増えてしまうんだとか。“グルテン・フリー”と謳われているからといって、それが“身体にいい”というわけではありません。グルテン・フリーのクッキー、パン、シリアルなどは、普通の食品に比べ脂肪分やカロリーが多く含まれる傾向が。むやみに“グルテン・フリー”を信仰するよりも、何を選んで食べるかが成功の鍵となりそうです。
ダイエット中は脂肪は絶対にNG!
科学的には“脂肪や炭水化物、糖分などを完全にカットすることで体重が減る”とは明らかになっていないようです。ダイエットの敵! と思われている脂肪も、美しい肌や心臓の健康を守るためには欠かせない栄養素。脂肪をしっかり摂ることで、満腹感を持続させやすくなり結果的に食事の量を減らすこともできます。また、糖質制限のダイエットは通常食に戻した時に、より糖質を吸収しやすい体質になってしまうという落とし穴も。一の物を食べ続けたり、ある栄養素を完全にカットしてしまうようなダイエットはあなたの健康を害するだけ。ダイエット中であっても、バランスの取れた食生活を目指して下さいね。
スイーツは絶対にNG!
ダイエット中の甘い物は絶対に禁止! というのも、ダイエットの成功にとってはちょっと考えもの。確かに、体重を減らしたいと思っているのに、今までとまったく同じ食生活をしていては変化はありません。しかし、あまりにも厳しい食事制限がストレスを溜めることになってしまえば、結果的にダイエットの失敗を招いてしまいます。リバウンドなく健康的に痩せたいのなら1か月に落としていいのは体重の5%までと言われています。つまり体重50kgであれば2.5kg。本当に身体のことを考えるのなら、ダイエットは長期戦であるべき。ストレスを溜めないことがダイエット成功への近道と言えそうです。
正しい知識を身につけて、身体と心に優しいダイエット法を見つけて下さいね。