どうしても抑えられない! 「やけ食い」の原因を知りたい!

2014.08.31

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「あれが食べたい」と思うと、猛烈にそれについての執着が出てきてしまったり、一口食べたらそのままやけ食いに走ったりと、女性の中にはこのような経験をする人は多いと思います。通常ホルモンバランスが崩れるような生理前などに起こりますが、それ以外でも常習になっている人もいるかと思います。


やけ食いは感情に任せているだけ?

海外では「Emotional Eating(エモーショナル・イーティング)」といって、治療に専念する人が多いのですが、日本ではあまり受け入れられていないため、実際に治療にまで踏み切る人はわずかなようです。お腹はすいていないけれど、食べたい欲求に任せて食べているため、ただ感情に任せて食べているだけと思われがちですが、症状としては過食症なようなものです。嘔吐をしないだけの過食症を海外ではEmotional Eatingと診断していますが、もし感情を抑えられずに食べているとしたら、注意が必要かも知れませんよ。

常習しだしたら危険信号

失恋やストレス、疲れなどからやけ食いに走る場合は一時的な事が多いのですが、その頻度が高くなってくると、もはやEmotional Eatingの一歩手前かもしれません。長く続く前になるべく早く自分で気づく事も必要です。お腹がすいていないのに、食べたい衝動が抑えられなくなっているなら、今の自分の現状を見つめなおしてみてください。生理前なのか、ストレスがあるのか、それぞれ原因を突き止める必要があります。それでも原因がわからずやけ食いをしていたら、症状はどんどん進行してしまうかも。一番恐れる事は体の健康ですよね。女性なら太る事が一番のストレスになり、余計にやけ食いがとまらなくなる事も。

やけ食いを止めるために

症状が長引く前に自分でストップさせるには、まずは規則正しい食生活が大切です。朝もお昼も夜もご飯を食べる必要性を自分の頭の中に入れる事で、やけ食いに走る必要性がなくなっていき、しっかり栄養が取れることで体も脳も満足しだします。お菓子や添加物がたっぷり入った即席料理ばかりたべていると、栄養が偏り、なかなかやけ食いから離れられないので、なるべく手作りの料理をお腹いっぱいたくさん食べる事をしてみるといいかも。カロリーオフの食事などは余計にやけ食いのスイッチを入れてしまうので、しっかりとカロリーを体に与えてあげましょう。

生活面に潤いを

やけ食いをしていると、生活もぼろぼろになりがちです。どうしても食べ物の事ばかり考え出し、過食症になりかねません。普段の生活にも潤いを与えて、食べ物の事を考えない時間を与えることで、脳がリラックスしてくれるので効果的です。映画を見たり本を読むだけでも良いのですが、友達や家族としゃべる機会を増やすのもいいかもしれません。また、体をリラックスした時間を与えるのも必要です。お風呂に入ったりアロマをたいたり、ストレッチをするのもいいですね。生活に潤いを与え、食べ物以外での喜びを見出すことが必要になります。

2014.08.31

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。