ストレスや精神的な不満から“エモーショナル・イーティング”にはしらないためのヒント

2014.08.11

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ストレスによるやけ食いなど、精神的に満たされない気持ちや不満を食べることで解消しようとする“エモーショナル・イーティング”は現代人の食生活にとって大きな問題となっています。ダイエットをしてもうまくいかないというのも、およそ9割はこの“エモーショナル・イーティング”が原因になっているという報告もあるほど……。お腹が空いているわけでもないのに、どうしてジャンクフードやスナックに手が伸びてしまうのか、イライラすると甘いものを食べずにはいられないのはなぜか……いずれもつきつめて考えてみると、精神的なものが大きいようです。
ではどうやってこの“エモーショナル・イーティング”という悪習慣を断ち切るようにすればよいのでしょうか? そのためのヒントをまとめてみました。


今食べていることにフォーカスする

感情の赴くままに食べている間は、食べものそのものをきちんと味わおうとはしません。ただただ、食べものを口に入れる動作を繰り返すことで満足しているのです。まず自分が食べるものを見直し、毎回の食事をよく味わって食べるようにしましょう。テレビを見ながら、スマホをいじりながらなどの“ながら食べ”は止め、よく噛んで味わい、その瞬間を心から楽しんで。“今”に意識をフォーカスさせることで、余計な不安やストレスも感じにくくなります。

今日なにができるか、考えてみよう

“エモーショナル・イーティング”だけでなく、それを引き起こしているストレスを軽減する意味でも、過去でも未来でもなく今日できることとは何か考え、それを実行していきましょう。たとえば……

・野菜を5種類以上摂るようにする
・30分のウォーキングをする
・食後のデザートはヨーグルトだけにする
・午後8時以降はなにも食べない

これらを記録していけば、毎日すこしずつ自分のための健康習慣が増えていき、「もっとやろう」というモチベーションアップにもつながります。こうやって徐々に健康習慣が増えていけば、ストレスに負けないメンタル力が身につき、“エモーショナル・イーティング”にはしることも少なくなっていきます。

お買い物リストを作り、それ以外のものは買わない

お買い物をするときはリストを作り、それ以外のものは一切買わないというスタイルにすれば、ジャンクフードやお菓子に手が伸びる誘惑を防ぐことができます。三食に欠かせないタンパク質(豆腐、卵、、豆類、チーズやヨーグルト、脂肪分の少ない肉、魚)を中心に、野菜や果物もなるべくたくさん。野菜はいろんな食べ方ができるし、果物も生やスムージーの材料など活用法はいろいろあります。お買い物リストを習慣化すれば、自分に必要な食べ物はなにか自然と分かってくるでしょう。

参考記事(海外サイト):Are YOU a comfort eater? Expert says it could all be down to your childhood...but don't worry, there are ways to change

2014.08.11

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。