感情に流された結果……気持ちの赴くまま食べる人のタイプ4種類

2014.07.28

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食べ放題で必要以上に食べ過ぎたり、ストレスで「やけ食い」したり、精神的なことが引き金となって食欲をコントロールできなくなることを英語では、「エモーショナル・イーティング」と呼んでいます。ある調査によれば、およそ7割の人が何らかの形で「エモーショナル・イーティング」になったことがあるという指摘も。たとえ肥満体質ではなくても、私たちはつい食べ過ぎたり、精神的な不満のはけ口を食べることに見出していることがあるようで、とても他人事とは思えません。
そして“エモーショナル・イーティング”には4つのタイプがあると分析されています。はたして自分はどのタイプに当てはまるといえるでしょうか? まずは自分の傾向を知ることで、予防への第一歩となりそうです。


あなたはどのタイプ? 感情的になって食べ過ぎてしまう人の4タイプ

自分の境遇、自分自身、知人、世の中……“怒り”が食べる原動力になっているタイプ

“怒り”が原動力となっている場合は、まず自分が怒りを感じたことをメモしたり、アプリなどで記憶し、あとで振り返ってみましょう。少し時間を置いてみれば、なんで気持ちが動揺して怒りを感じたのか、冷静に客観視することができます。“怒り”を感じて食べ物に手が伸びそうなときは、とりあえず席を立って5分ほど散歩に出たり、ストレッチをして体を動かし、“怒り”を鎮めるよう心がけて。

ストレスに対処できず、食べることに逃避するタイプ

ストレスを抱えやすい人は、まず全てに「はい、できます」という態度を取るのを止め、気が進まないこと、無理そうなことには「今できません」と断る術を学びましょう。そうしないと、仕事、人間関係あらゆることが降りかかってくる状態を改善できません。また幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンはストレス軽減にとても有効です。例えば、恋人、子ども、ペットなどとたくさんスキンシップをして、幸福度を上げれば、食べることへの執着を断ち切れそうです。

不安感や自信の無さが食べる原動力になっているタイプ

自分に自信が無かったり、不安を抱えているのはあなただけではありません。自信をつけるために、まず自分の良いところや長所を3つ挙げて、それをいつも目に見えるところにおいて「大丈夫、私にはこんないいところがある」と常に自分に再確認させましょう。また心理学でよく言われることですが、「自信が無くても、自信があるフリをしろ、やがてそれが本物になっていく」という教えがあります。たとえ本来の自分でないと思っていても、普段からもっと自信のある振る舞いをすることで、確実に自分を変えることができます。もし食べ物に手が伸びそうなときは、自分のことをよく知り、応援してくれている友だちに電話したり、少し話すことで、不安感を解消できることでしょう。

失恋など、“心の痛手”を食べることで慰めようとしているタイプ

心の痛手などがトラウマになって、食べることで心を満たそうとする人は、まず「過去に起きたことはもうどうしようもない」と、割りきることを覚えて。今の自分は、その傷ついた心のままの自分ではありません。ネガティブ思考に陥らないよう、食べること以外に“ハッピー”を感じられるものをたくさん見つけましょう。本や漫画、あるいはアイドルに夢中になるのも良し、また新しくスポーツやダンスを始めて、体を思いっきり動かすようにすることも有効です。そして食べものの誘惑に負けそうなときは、「私はもう以前のような弱い自分じゃないわ」と思い出すようにしてみましょう。

なかなか鋭い心理分析もありますが、自分の弱みを知ることはこれ以上悪い習慣に染まらないためにも必要なことです。もう、心の弱さからくる“やけ食い”にはしらないよう気をつけましょう。

参考記事(海外サイト):What kind of emotional eater are YOU? Take the quiz and learn how to stop your heart and mind ruining your diet

2014.07.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。