海外のプロが教える、ダイエットするときに覚えておくべきこと
ぷにぷにの二の腕、ぽっこりしたお腹まわり、たっぷり脂肪のついた太腿、女子にとっては気になるパーツがたくさん。そこでダイエットに励もうという人も多いことでしょう。でも、ダイエットは単に体重を落とせばよいというものではありません。落とすべき脂肪は落とし、筋肉を引き締め、しなやかで美しいボディを作るのが本来の目的。
そこで、今回はオーストラリアで減量プログラムや食事療法を指導している“ダイエットのプロ”たちのアドバイスをまとめてみました。ダイエットするからには、ストレスなく、確実に目標を達成したいもの。ぜひこれらのアドバイスを活かしてみてください。
落とすのは“体重”ではなく、“脂肪”です。
一時的なダイエットでは、体重を落とすことに神経が集中しがちですが、体内が慢性的な水分不足となると、体重どころか筋肉まで失ってしまって新陳代謝も低下してしまいます。これではダイエットを止めた途端、以前以上に体重が増えてしまい、リバウンドの悪循環になりやすくなります。ターゲットは“体重”ではなく、体についた“脂肪”、これを常に意識してください。
食べるべきはとにかく、野菜、野菜、野菜!そしてフルーツです!
ダイエットしているからといって、いつも空腹感を覚えるような食生活になるのは間違い。ビタミン類や栄養の豊富な野菜をたくさん食べる習慣が大切。炭水化物類(パンやご飯など)ばかりに頼らず、さまざまな野菜をバランスよく食べることで、体もより効率的に栄養を吸収し、カロリー摂取も少なくすることができます。野菜を簡単に大量に食べるベストは、なんといってもスープ。野菜オンリーのスープを週末つくりおきしておくと、忙しい平日の朝などにも簡単に野菜を摂れるようになります。そのほか、冷凍野菜を賢く活用したり、蒸し野菜をたくさん作るのもおすすめです。
あなたに必要なのは“ダイエット”ではなく、カウンセリングかもしれません。
「自覚症状がないから怖い…“エモーショナル・イーティング”の罠にはまっていませんか?」という記事でも詳しく書きましたが、ストレス、あるいは精神的な不安や不満から“食べる”という行為に走ってしまう人が実はかなりたくさんいます。
“ダイエットして痩せなきゃ”と必要以上に自分を追い込んでしまうタイプの人、実は必要なのは“ダイエット”ではなく、心理カウンセラーの助けかもしれません。まず、自分がどうしてそんなに食べてしまうのか、なにかストレスや気持ちが塞ぐようなことが原因になっていはいないか、まず根本的な部分を見直してみましょう。
朝食は絶対抜かないで!!
朝ごはんの定番メニューといえば、トースト、シリアル、ご飯、フルーツヨーグルトなど低カロリーなものがメイン。1日を快適にはじめ、新陳代謝をスムーズに開始するためにも必ず朝食はとるようにしてください。朝食を抜いてしまうと、空腹感が続き、ついつい食べ過ぎてしまうことになりがち。それでは結果的にダイエットとしても好ましくありません。