ダイエットの最大の敵はストレスでした!!そのメカニズムと対処法をご紹介!
どんなにがんばってみてもなかなかダイエットで思うような効果が出ない・・・、とお悩みの人は実はその悩み自体が、ダイエットの効果を阻む一番の原因かもしれません。いろいろ不満や心配をかかえてストレスがたまると、ダイエットにも悪影響が出て、結局痩せるどころか肥満に向かってしまう、そんな人たちが実は多いそうです。
ストレスが肥満の原因になるメカニズムとは??
ストレスと肥満の関係を考えたとき、一番注目すべきはコルチゾールというホルモンだと考えられます。別名ストレスホルモンとも言われているように、ストレスに反応して分泌されることで知られています。
このホルモンは、それ自体悪いことばかりという訳ではありません。血圧を維持する働きもあり、脂肪や炭水化物をエネルギーに変える役割も担っているのです。ただし長い間ストレスを感じる状態になると、コルチゾールの分泌が増加し、体がこれを分解するスピードが追いつかなくなります。すると、余分なコルチゾールは食欲をさらに刺激したり、ウェスト周りに脂肪がついたりするように作用し、結果ダイエットの効果も台無しとなってしまうのです。
ストレスを減らして、ダイエットを成功させるための戦略
“マインドフル”な食べ方を実践する
ストレスを感じると、どうしても簡単で即効性のある解消法、つまり“ヤケ食い”に走りがち。でもこれではまさにストレスと肥満の悪循環にはまるようなもの。食べるときは、ひとつひとつの食材を意識して味わい、ゆっくり食べる“マインドフル”な食べ方をぜひ実践してみてください。
十分な睡眠をとる
慢性的な寝不足はストレスをさらに増加させるだけです。疲れやストレスを感じているときは、無理に夜更かしせず、はやめに寝て十分な睡眠をとるように。基本的なことですが、見逃されがちなストレス解消法のひとつです。
ストレス緩和の効果がある食材に注目する
ストレスを感じているときこそ、食べて欲しい食材がいくつかあります。ビタミンCが豊富でストレスからの回復に役立つオレンジ、血液中のストレスホルモン濃度を下げる効果が認められているセロリ、免疫力を高めるビタミンA、C、Eがぎっしりつまったパパイヤなど。食の乱れはストレスにもつながります。栄養バランスのとれた食事をしっかり摂ることは、ストレス解消にとっても大切なことです。
“気持ちいい”と感じられるエクササイズを行う
“痩せなきゃ”という義務感からではなく、自分が素直に“気持ちいい”と感じられるエクササイズを日常的に行い、体を動かすことも有効なストレス解消法です。運動が苦手な人でもウォーキングやサイクリングでもOK。外に出て体を動かす楽しさを感じるだけでも、ストレス解消には効果的アリ。