取りすぎは禁物!ダイエットでのフルーツとの上手な付き合い方
仕事でタイに2週間滞在し、辛い食べ物と毎日のロードワークで痩せる予定だったのに、帰ってきたら4キロも太ってしまった!こんなハズでは!と早速大反省会。
朝はフルーツでしょ、お昼はヘルシーに野菜中心だったし…夜は、まぁちょっとお酒も飲んだけど、3キロも太るほどは食べてないはず。おやつも、お菓子よりはフルーツにしてカロリーを抑えたつもり。
…んっ?!フルーツってどれだけ食べても太らないんじゃないの?!むむ…どうやらこのフルーツが怪しい。早速リサーチ!
どれだけ食べても太らないと思っているフルーツ!食べすぎは禁物
前日の夜の食べすぎを翌朝の朝食でリセットするための調整要員にしていたフルーツ。
おいしいし、体に良さそうだし、どれだけ食べても太らなそうだし…って、ついフルーツだけでモリモリ食べてました。でも、どうやらフルーツって思ったより、果糖が多くて糖分になってしまうみたい…。
では、どのくらいの糖分がフルーツに含まれているのでしょうか。
フルーツの甘みである「果糖」と砂糖のエネルギー量を比較すると、100gあたりにすると果糖は368kcal、砂糖は384kcalと、実はそんなに差はないんです。しかも果糖は、組織が単純で消化や分解なしに吸収されるため、砂糖より糖質が体に蓄積されやすいという特徴があります。
ですが、果糖の甘さは砂糖の1.5倍。さらに血中インシュリンを上昇させる作用が小さいので、いろんなドリンクの甘味料としても広く使われています。さらに、砂糖と違ってカルシウムの消費がないので虫歯の原因となるデキストランを作らず(イチゴならキシリトールが含まれるので虫歯予防にも効果的)、疲労の原因のL-乳糖を除去するというメリットもあります。
少ない量でも十分甘さを感じることができるため、摂取する量を調整したり、おやつの代わりにしたりして上手に摂取すれば強い味方である事は間違いなさそうですね。
身近な飲み物にだって、糖分はたくさん
では、フルーツは意外に糖分が多いことは分かりましたが、私たちの身のまわりのものにどれだけの糖分が含まれているか知っていますか?
たとえば、日ごろの栄養不足を補う為に飲むことの多い野菜ジュース、200mlの紙パックの中にだってスティックシュガー3本程度の糖分が含まれているものもあります。
ですが、他の身近な飲み物にはもっと多くの砂糖が含まれます。
缶コーヒー:6本程度
オレンジジュース:8本程度
のむタイプのヨーグルト:13.5本程度
コーラ:14本程度
のどが渇いたからといって飲み物を飲んでも、これでは砂糖を飲んでいるようなものですね。
外でのどが渇いてペットボトルのドリンクを買うこともあるかと思いますが、意外に多く含まれる糖分、ドリンクの選択は慎重に!
さて、身近なドリンク。あなたは毎日どれくらい摂取していましたか??
ちなみに、夜はお菓子は控えた方がいいのはもちろんですが、フルーツも夜は体に溜め込まれてしまいますので、食後のデザートは翌朝に持ち越したほうが◎。