「エクササイズだけでは痩せない」という痛い真実に迫る

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Googirl編集部

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2010.11.21.Sun

「健康的に痩せる」ための基本はエクササイズ

たいていの人は、そう信じているに違いない。ところが、減量についての研究が進むにつれ、エクササイズは体重の増減にあまり影響していないことが明らかになったという。

アメリカで設立された非営利の医療研究所「The Mayo Clinic」の発表によると、食事制限を行わずにエクササイズだけを行っても体重に変化はなく、減ったとしてもごく微量であるという。運動することで体に良い影響はたくさんあるが、いくらエクササイズを頑張っても、体重は変化しないのだ。

「もちろん論理的には、運動によって食事で摂取した以上のカロリーを燃焼することは可能です」と栄養学の専門家であるスーザン・ジェブ博士は語る。「ただそのためには、想像している以上の運動量が必要です。
例えばドーナツ2個分である500キロカロリーを消費するには、通常、2時間のサイクリングが必要なのです」博士によると、オリンピック選手並みの運動量をこなさない限り、エクササイズだけでは効果的に痩せることはできないという。

また、ルイジアナ州立大学で、肥満の女性数百人を4つのグループに分け、1つはまったく通常通りの生活を送らせ、ほかの3つのグループにはそれぞれ週に72分、136分、194分の運動を半年間続けさせるという実験が行われた。実験の結果、4つのグループの体重には、それほど違いが見られなかったという。

なかには、運動を続けたにも関わらず、体重が増えた女性までいた。専門家はこれを「埋め合わせ行為」と呼んでいる。運動をした自分への褒美として、「埋め合わせ」に通常よりも多く食べることで、燃焼した以上のカロリーを摂取して太ってしまうのだ。

2008年には「エネルギー・ギャップ」と呼ばれる、日常でのエネルギーの摂取と消費の不均衡に関する研究が、1年半にも及んで行われた。研究に参加した子どもたちに運動をさせると、最終的には運動での消費よりも多くのカロリーを食べてしまい、なかには消費した量の10~20倍ものカロリーを摂取してしまう子どももいた。

また、内分泌学と代謝作用の研究を行うテリー・ウィルキン氏は、「太っていることが原因で運動をしなくなることがあっても、運動しないことが原因で太ることはない」と語る。ウィルキン氏は5歳以上の子ども300人を対象に、健康と体重、そして行動についての研究を11年続けている。彼の研究チームが、元々活動的な子どもと活動的ではない子どもを比べたところ、体脂肪や体重にまったく差がなかったという。

さらに、アメリカで行われた別の研究では、ウォーキングなどの緩やかな運動に比べ、ジムなどで行う激しい運動のほうが、減量に効果がないことが明らかになった。研究によると、ウォーキングなどの穏やかな運動は、運動した後にすぐ物を食べたくなる「補正効果」を引き起こすことなく、カロリーを燃焼できるという。また、座るかわりに立っているだけでも、血中の食欲ホルモンを刺激せずにカロリーを燃焼できるそうだ。

また、肥満の男性と女性のグループで実験したところ、女性は運動することでインスリンの血中濃度が減り、代わりに食欲ホルモンが増加。一方、男性は両方において変化がなかったという。

photo by friker lambertwm
参考記事:Why exercise won’t make you thin

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